私たちはエンタテインメントで地域を活性化します
 

Chief Executive Researcher 江頭満正

 リクルートで起業家精神あふれる社風と、独立心の強い先輩社員に好影響を受け、ビジネスマンとしての基本を教わる。
弱冠25歳でベンチャーを起業。バブル真っ只中で起業は新卒採用に多額の資金を掛けていた。この市場に将来性があると確信し新卒採用時に使用する映像を中心に制作するビジネスをスタート。起業した翌年の1991年にバブルが崩壊。市場構造が一変し、求人難から就職難へと逆転。映像事業もバブル崩壊の荒波に翻弄される。
1993年福岡ドームがオープン。
福岡ドーム事業へリクルートからプロジェクトチームが出向しており、このメンバーから誘われてドームオープンプロジェクトに映像ブレーンとして参加。開業セレモニーや、年末イベント、マドンナやマイケル・ジャクソンなど大型コンサートの記録映像など様々な映像を制作。
 
1999年iモード誕生。
音声通話だけだった携帯電話にネット接続機能が付加されたiモードが誕生。iモードの産みの親は、松永真理女史。松永女史は元とらばーゆ編集長であり、直属では無いもののリクルート時代の上司であり面識もあった。数年間仕事をしていた福岡ダイエーホークスの公式iモードサイトを2000年シーズンからスタートさせるに至った。
 
1999年 福岡ダイエーホークス優勝
球団の優勝記念ビデオ制作。球団の優勝を機会に、様々な事業を請け負うことになる。翌シーズンの開幕から球団公式iモードサイトを開設することとなる。福岡ダイエーホークスがプロ野球球団として日本初のiモード公式サイトを開設した。それ以前は読売新聞がコンテンツの一部に巨人情報を掲載していたり、デイリースポーツが阪神情報専門サイトを開設している程度で、いずれも既存メディアが運営・編集を行なっていた。

 
2004年 球界再編騒動
大阪近鉄バファローズが、オリックス・ブルーウエーブと合併しパ・リーグが5球団になる可能性が発表されたことを機会に球界再編が急浮上。選手会がストライキを行い、楽天イーグルスが新規球団として参入することで決着した。
この時、クラフトマックスの契約先であった、近鉄が消滅、ダイエーは球団をソフトバンクに売却、千葉ロッテも経営陣の刷新などがあり、契約続行が難しくなり業績が悪化。2005年に事業売却を行いクラフトマックスは解散した。
2006年より筑波大学大学院へ進学し、アカデミックの世界へとキャリアを大きく方向変換。

2008年尚美学園大学に専任講師として着任。スポーツ・ビジネス、スポーツマンシップ、スポーツ国際支援などの講義を担当。アクティブ・ラーニングに積極的に取り組みんだ。東日本大震災で被災した石巻市のB級グルメ「石巻やきそば」を宣伝するために、川越マラソン、川越まつりなどで、露天を出店しビジネスを体験させる。
2010年から、カンボジアの孤児院、小学校などの支援を開始。大学生を710日間カンボジアでボランティアツアーを企画。コロナ中止までの2019年までのべ150人の学生をカンボジアでのスタディツアーに参加させた。
2011年から、ジンバブエ野球協会と協力しHIV/AIDSに関する教育を中高生対象に実施。
2016年から、ロックフェスの経済波及効果計算を、コンサートプロモーターズ協会より委託を受け、年間58箇所のロックフェス会場内で、質問紙調査を実施
2017年から、国際津波防災学会で、首都直下地震、南海トラフ大地震発災時に対応する減災システムを研究・開発


 【略歴】
1987年 株式会社リクルート入社 就職情報誌事業部
1990年 有限会社クラフトマックス創業 (映像制作事業を中心としたベンチャーを起業)
2005年 株式会社クラフトマックを営業譲渡
2008年 筑波大学大学院 博士前期課程修了
2007年 多摩大学非常勤講師、同年一橋大学研究員
2008年 尚美学園大学准教授 20213月辞職
2010年 カンボジアへの学生ボランティアツアーに同行
2012年 ジンバブエ野球協会と支援提携
2012年 一般社団法人 OASIS JAPAN 理事
2018年 一般社団法人 日本スポーツマンシップ協会 理事
2022年 理化学研究所 客員研究員


【主な業務実績】
□福岡ドーム開業セレモニー映像制作 (1993)
□マイケル・ジャクソン福岡公演 ドキュメンタリー映像制作(1993)
□マドンナ来日公演 ドキュメンタリー映像制作(1993)
□福岡ドーム ホークス応援アニメーション制作 (1994)
□福岡ドームミュージアム 3D映像制作 (1996)
□福岡ダイエーホークス 新入団選手紹介映像制作(1993-2004)
□福岡ドーム 大晦日カウントダウンイベント (1993-1998)
□福岡ダイエーホークス優勝記念ビデオ制作(1999)
□ダイエーホークス公式携帯サイト (2000)
□横浜ベススターズ携帯公式サイト (2000)
□オリックス・ブルーウエーブ携帯公式サイト (2001)
□千葉ロッテマリーンズ携帯公式サイト (2001)
□大阪近鉄バファローズ携帯公式サイト (2001)
□横浜ベイスターズWEBサイト制作 (2001)
□柏崎刈羽原子力発電所展示館資料映像制作(2001)
□渡辺貞夫 in パークハイアット東京 コンサート映像制作(2002)
□日本ハムファイターズ携帯公式サイト (2002)
□読売ジャイアンツ 公式携帯アプリサイト (2002)
□アテネオリンピック公式データをYahoo!へ提供 (2002)
□J SPORTS公式携帯サイト (2003)
□MLB情報携帯サイト (2003)
□清水エスパルス公式携帯サイト (2003)
□レナート・ブルゾン&ステファニア・ボンファデッリ コンサートDVD(2003)
□WWE公式携帯サイト (2004)
□オペラ「愛の妙薬」映像制作 (2004)
□ジュゼッペ・サッバティーニ&ヴィクトリア・ルキアネッツ コンサートDVD(2004)
□テレビ東京スポーツ携帯サイト (2005)
□柏崎刈羽原子力発電所 復興記録ドキュメンタリー (2008)
□コンサートプロモーターズ:経済効果算出 (2016)
□大妻嵐山高等学校:海外研修指導 (2016)
□さいたまスポーツコミッション:経済効果算出 (2018)
□フジロックフェスティバル:感染対策本部 (2021)


【主な研究実績】
□プラネタリウムにおける利用者減少要因と対策に関する研究(2007
□携帯電話による患者データ管理サポートシステムの開発と実験(2008
□なぜ 「ツール・ド・おきなわ」 の参加者は増加したのか: マーケティング戦略にみる供給サイドの資源依存関係マネジメント(2010
□「ツール・ド・おきなわ」 参加者増加要因に関する研究: 沖縄チャンプルーモデル(2010
□何がプラネタリウムを復活させるのか--来場者, 潜在来場者, 非来場者, プラネタリウム運営者への調査から(2011
□スタジアムの集客力: アメリカマイナーリーグベースボールを事例に(2015
□国際サービスラーニングの教育効果: カンボジア孤児院支援を事例に(2016
□スポーツツーリストとエクスカーショニストの経済効果比較: 小江戸川越マラソンを事例に(2016
□スポーツを通した HIV/AIDS 教育ジンバブエ野球協会を事例に2016
□ロックフェスティバルの経済波及効果比較: VIVA LA ROCK2015 MONSTER baSH2015 を事例に(2016
□ロックフェスティバルの経済効果と消費者行動: フジロックを事例に(2018
□ロックフェスティバルにおける再来場行動: VIVA LA ROCK 2016 を事例に(2018
□スポーツツーリズムとしてマラソンイベントが生き残るために: 小江戸川越マラソンにおける探索的実験を通して(2018
□ロック・フェスティバルにおける顧客価値: フジロック・フェスティバル 2016 を事例に(2018
□ツーリズムとしての音楽フェスティバル: ミリオンロックフェスティバル百万石音楽祭を事例に(2019
□ロックフェスに於けるマーケティング戦略: 京都大作戦を事例に(2019
□ロックフェスティバルにおける来場回数による参加動機の変化: アラバキロックフェスティバルを事例に(2020